婚約指輪の歴史と意味


婚約指輪は婚約成立の際に、男性から女性に贈られる指輪です。ここでは、婚約指輪の歴史や意味について、ご説明します。

婚約指輪の起源は古代ローマ時代からであり、当時は鉄製の指輪であったと言われています。世界で最初に婚約指輪は、15世紀にブルゴーニュ公シャルルの娘マリーとハプスブルグ家の王子マクシミリアンとの婚約の際に贈られた指輪であると、史実に残されています。それまでは、サファイアやルビーと言ったラインストーンが指輪の装飾品として使用されていましたが、マクシミリアンがダイヤモンドを贈った事で、その後ダイヤモンドが多く選ばれるようになりました。日本に浸透したのは、高度経済成長期の1960年頃であり、当時は真珠や誕生石が使用されていました。1970年以降になるとダイヤモンドが多く使用されるようになり、現在の婚約指輪のイメージが確立されたのです。

婚約指輪を左手の薬指に身に付ける意味として、古代エジプトでは、左手の薬指は心臓、つまりハートにつながる血管があると考えられていました。その為、2人の愛が永遠に続くよう、また、固い絆で結ばれる為に、左手の薬指に指輪をはめるようになったのです。また、古代エジプトの象形文字で結婚は、永遠に途切れる事の無い形である円で描かれていました。当時から円には永遠に途切れないという意味が込められており、指輪には途切れ目が無い事からは永遠の愛を意味し、現在に受け継がれてきたのです。